SRM 657 Div 1: Easy. ProblemSets
問題
整数 $E, \mathrm{EM}, M, \mathrm{MH}, H$ が与えられる。 \(\max \left\{ \min \{ E', M', H' \} \mid E' = E + x, ~ M' = (\mathrm{EM} - x) + M + y, ~ H' = (\mathrm{MH} - y) + H \right\}\) を求めよ。
あるいは、次の整数計画問題を解け:
- max: $x _ {E,M,H} + x _ {E,M,MH} + \dots$
- sub.to:
- $x _ {E,M,H} + x _ {E,M,MH} + \dots \le E$
- $x _ {EM,M,H} + x _ {EM,M,MH} + \dots \le \mathrm{EM}$
- $\dots$
考察
- やるだけぽい見ため
- あっ 微妙にめんどう
- 整数計画問題に帰着できたし解けたことにしていい? だめです。ひゃあ
- 整数計画問題のいい感じ実装を自動で出力してくれるすごいツールがほしいよう
- まあこういうのはたいてい $1$ 点固定すると残りが自明に解けるんですよね
- 単調性の証明が自明でないし二分探索やだなあ
解法
$\mathrm{EM}$ を $E + M$ にどう分けるかを二分探索する。 これが固定されたとき $\mathrm{MH}$ を $M + H$ にどう分けるかは明らか。 全体で $O(\log \mathrm{EM})$ で解ける。
反省
- ぐだぐだやったとはいえ 54 分かかったので青パフォです。だめ
メモ
- $x$ を動かしたときの $E’, M’, H’$ の動きはそれぞれ区分的に $1$ 次間数である。特にその向きと、式が $\min { E’, M’, H’ }$ の形であることから、単調性が従う
- 難易度 Easy, Medium, Hard に加えて難易度 Ultimate を足したとしたら解けるか?
- $\mathrm{MH}$ に関して二分探索すればできそう? $\to$ たぶんできる
- なお整数計画問題だしつよいソルバで殴ればいけるのでは?